
L4自動運転小型トラックの一般道走行実証を実施
2026-05-28
近日、Inceptio Technologyは、L4自動運転システムを搭載した小型トラックによる一般道での完全無人走行実証を実施しました。本実証は、物流センターと配送拠点間(走行距離14キロ)を往復する形で行われ、複雑な交通環境下における自律走行能力を検証するとともに、将来の多様な商用車における自動運転技術の実運用展開に向けて貴重な知見を蓄積しました。
今回の実証では、小型トラックによる実際の物流現場を想定した多様なシナリオを網羅し、特に以下3つの複雑環境における対応能力が検証されました。
1.多様な信号機シナリオへの対応能力
一般道路において、L4自動運転技術を搭載した小型トラックは、様々な信号機を安全かつスムーズに通過しました。臨時信号交差点や長時間点滅黄信号交差点、また信号保護のない交差点でも安定した走行を実現し、高精度な信号識別・判断能力を示しました。
2.豊富な一般道路シナリオへの対応能力
一般道路での実証では、小型トラックは複数の運行タスクを安定して遂行しました。歩行者や電動自転車、道路上に張り出した木の枝などの障害物を適切に回避したほか、信号保護のない交差点での右折・左折、混雑交差点において周辺車両とのコミュニケーション、更に急な割り込み車両への対応など、複雑な交通環境下でも高い安全性と走行安定性を実証しました。
3.物流拠点内シナリオへの対応能力
物流拠点内では、小型トラック向け自動運転として一連の機能を実現しました。トラックバースからの自動出庫・自動駐車、拠点内の自律走行、ゲートバー前での停止・通過など、高度に統合された物流オペレーション能力を実証しました。
Inceptio Technologyは、「今回の実証により、実環境下における当社小型トラックのL4自動運転システムの高い信頼性が確認されました」とコメントしました。今後もInceptio Technologyは、高度自動運転技術の物流・搬送分野における技術革新と社会実装を更に推進し、物流業界の知能化に貢献していく方針です。
INCEPTIO Technology社について
Inceptio Technology社は、大型トラック用自動運転テクノロジにおける有数の開発会社です。同社の主要製品はフルスタック自社開発のInceptio Autonomous Driving Systemです。同社は大手OEMメーカーと提携して、2021年後半に業界初の量産型L3自動運転トラックの提供を開始しました。これらのトラックは、速達便、フルトラック(FTL)輸送、小口トラック(LTL)輸送、およびコントラクトロジスティクスを含む長距離物流業界のお客様によって中国全域で運行されています。Inceptio社は完全無人運転トラック向けの最先端の技術を開発しており、2022年には大型の無人自動運転トラックの公道テストのライセンスを中国初で取得した会社となりました。