Inceptio社は300台以上の自動運転大型トラックをSTO Express社に納入

2024-11-12

大型トラック向け自動運転技術の開発で業界をリードするInceptio Technology(以下、「Inceptio」)はこの度、中国の大手宅配企業であるSTP Express社(SHE: 002468)にInceptio社の技術を搭載した300台以上の自動運転大型トラックを納入しました。2024年末までには運用が始まる予定です。これにより、STO Express社は効率性と信頼性が向上した車両を展開し、中国のダブルイレブン・ショッピングフェスティバル期間における需要の急増に対応できるようになります。


業界をリードするさまざまなメーカーと共同で開発された自動運転トラックは、Inceptio社独自のフルスタック自動運転システムが事前に組み込まれているため、複雑な路線を経由するハブ間においても自動運転を適切に行えます。このシステムは、アダプティブクルーズコントロールや車線維持、自動車線変更、省燃費制御、自動追い越しなどの機能がシームレスに統合されています。Inceptio社は、効率性の向上だけでなく、自動緊急ブレーキやドライバー安全監視システムなどによる安全性の確保を最優先に対応しています。


Inceptio社は、2021年からSTO Express社と協力開始しました。。STO Express社は、2024年3月の最初導入に続き、7月にも350台のトラックを追加注文しました。Inceptio社の自動運転大型トラックが物流企業にもたらす価値を示しました。、Inceptio社の技術を搭載したSTO Express社の車両は高速道路で安全運行しつつ、走行距離を1,800万キロメートル以上に伸ばしています。これらのトラックは中国高速道路の95%で自動運転できるだけでなく、燃料コストを年間約5%削減し、生産力を50%ぐらい大幅に改善できることを初期データから得られています。


STO Express社のドライバーであるWenjun Li氏は、「このシステムを利用することで、ドライバー達は疲労を大幅に軽減しながら、1日に1,000キロメートル以上を走行できるようになりました」と述べています。


Inceptio社の技術を搭載したトラックの商用運行によってデジタル車両管理と自動運転技術の最前線に立ったSTO Express社は、CIFTIS 2023(中国サービス貿易展示会)およびSTO Express社の2024年全国ネットワーク会議において、宅配業務でのそれらの活用状況を披露する予定です。


Inceptio社の自動運転技術はすでに、大規模物流企業から小規模フリートや個人の運送業者まで、多様な利用者に対応しつつ、1億8,000万キロメートルを超える安全かつ効率的な運行を実現しています。Inceptio社では、データ駆動型の強力な研究開発システムを利用してすばやく運行車両からのフィードバックを得ながら自動運転技術を強化すると共に、新しい自動運転モデルの開発、運転シナリオの最適化、燃費の向上も実現できるよう、今後もさまざまな顧客と緊密に連携してゆく所存です。